株式会社ノイズ

検索エンジン

検索エンジンとは、インターネットに存在する無数の情報(ウェブページ、画像ファイル、ネットニュースなど)を検索する機能および、ユーザーがそれらの情報を探しやすくするためのサービスを言います。

日本で代表的な検索エンジンには、GoogleやYahoo!Japan、Bingなどがあります。

この他にも大手各社が様々な検索サービスが提供されており、これらを「検索サイト」と呼ぶこともあります。

また、スマートフォン向けに開発されたアプリは「検索アプリ」とも呼ばれています。

検索エンジンのビジネスモデル

検索エンジンは、常にインターネット状のさまざまなホームページを巡回して、無数のデータを収集しています。

そして、そのデータを情報ごとに整理しながら独自にデータベース化して管理しています。

このように検索エンジンが情報を整理してくれているからこそ、私たちはキーワードで検索するだけで目的の情報にアクセスできるのです。

これほどまでに高性能な検索エンジンを維持するためには膨大なコストがかかるのですが、ユーザーが検索エンジンを利用するたびにお金を払うことはありません。

では、検索エンジンはどこで・どのように収益を得ているのでしょうか。

ずばり、検索エンジンを支えているのは「広告収入」なのです。

GoogleでもYahooでも、何か検索すると必ずといっていいほど「広告」が一緒に表示されます。

広告には、「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」など、いろんな種類がありますが、ユーザーがこの広告をクリックすると、掲載されている広告の会社から検索エンジンに広告費が支払われ、これが検索エンジンの収益となるのです。

検索エンジンとしては、トップページや検索結果画面に「いかに多くの利用者を集められるか」で広告価値が高まるので、より便利で使いやすく、正確な情報を提供できるように日々、開発が続けられているのです。

検索エンジンのビジネスモデルを理解すると、SEO対策を行うときにもコンテンツ作成がスムーズに進みます。

検索ユーザーが満足して喜んでくれるサイトを上位に表示させることで、検索エンジンも収益が多くなるので、まさにWin-Win-Winの三方よしの関係が成り立つのです。

検索エンジンの一般的な使い方

どの検索エンジンも使い方はほぼ同じです。

  1. 検索エンジン(検索サイト)にアクセスします。
  2. 「検索窓」と呼ばれるテキスト入力欄に気になる単語(キーワード)を入力します。
    ※文章よりも2~3の単語で検索した方が情報にたどり着きやすいです。
  3. 「検索ボタン」をクリックします。
  4. 検索結果ページに表示される「タイトル」や「概要欄」から目的のホームページを探します。

世界で人気の検索エンジン

日本で検索エンジンというと、GoogleとYahooが圧倒的な人気ですが、世界にはもっとたくさんの検索エンジンが存在します。

世界で人気の検索エンジンを簡単にご紹介します。(順不同)

  1. Google
  2. Yahoo
  3. Bing
  4. Baidu(百度)
  5. Yandex(ヤンデックス)

Google

数年前までは日本で検索エンジンといえばYahooが人気でしたが、スマートフォンが普及したことによりGoogleのシェアが高まってきています。

恐らく、スマートフォンで「iPhone」やdocomo以外の「Android」をお使いの場合、デフォルトの検索エンジンがGoogleになっている方がほとんどではないでしょうか。

利用者数が多いため、自然検索やリスティング広告でのトラフィック獲得(流入増加)を目指すなら、Googleは抑えておくべきといえます。

ただし、ほぼすべてのサイトがGoogle対策をしてくるため、自然検索でもリスティング広告でも上位表示は他の検索エンジンに比べると難しくなっています。

Yahoo

日本で一番なじみのある検索エンジンはやはりYahooではないでしょうか。

2011年からGoogleの検索アルゴリズムを採用してはいるものの、Yahoo!知恵袋やYahoo!ロコなど、検索結果に独自のサービスを表示させるなど、Googleの検索結果とは異なる部分が多いです。

また、Yahooは単なる検索エンジンの域を超え、メール、ニュース、ショッピング、オークション、ファイナンス、路線情報など、1つのサイトで包括的なサービスが提供されているのも魅力的です。

Bing

BingはアメリカのMicrosoft社が提供する検索エンジンです。(日本国内シェア第3位)

Windows10に搭載されているブラウザ「Microsoft Edge」のデフォルト検索エンジンとして設定されているため、Windowsユーザーは利用している方も多いのではないでしょうか。

また、マイクロソフトの「Internet Explorer」はサポート終了が続出しており、最終バージョンのIE11も2022年6月15日にサポート終了が予告されているため、今後、増々Bing利用者が増えていくと考えられます。

Baidu(百度)

百度(バイドゥ)は中国で絶大な人気を誇る大手検索エンジンです。

中国語で表示されているところを除けば、Googleそっくりな検索エンジンですが、Baidu(百度)は厳しく検閲されているため、特定の画像が削除されたり、民主化に関するウェブサイトもブロックされてしまいます。

Yandex(ヤンデックス)

Yandex(ヤンデックス)は、ロシアで人気の検索エンジンです。

ウクライナ、カザフスタン、トルコ、ベラルーシでも人気の検索エンジンで、英語の他にもトルコ語やロシア語などのキリル文字圏の言語にも対応しています。

ウェブサイト、画像、動画、ニュースなど、Googleによく似たサービスを提供しています。