ホームページ
ホームページは、本来の意味ではウェブブラウザを起動したときに最初に表示されるウェブページのことを指しますが、そこから派生して各ウェブサイトのトップページのことを指す意味としても用いられています。
最近では、「ブログ」と「コーポレートサイト」を区別するため、コーポレートサイト全体のことをホームページと呼ぶ場合もあります。
ホームページの本来の意味
インターネットを使って何か調べものをする場合、Google ChromeやMicrosoft Edge、Safariなどのウェブブラウザを使いますが、それらブラウザを立ち上げたときに、最初に表示されるページ(デフォルトページ)をホームページといいます。
Google ChromeやSafariではGoogle検索のページ、Microsoft EdgeではBingのトップページが設定されてされていることが多いです。
このようにブラウザのデフォルトページのことを本来はホームページというのです。
トップページのことを指す場合もある
本来はブラウザの最初のページを指す言葉でしたが、次第にウェブサイトのトップページを指す言葉としても使われるようになりました。
例えば、あるウェブサイトにアクセスすると、トップページの下にはいくつものページが層を連ねています。
それら下層ページにアクセスすると「HOME」や「TOP」というボタンがあり、クリックするとトップページに戻ってこれるようになっています
このように、下層ページから見た最初のページということで、ウェブサイトのトップページのこともホームページと呼ぶようになりました。
広義ではブログ以外のウェブサイトのこと
ホームページの意味は時間の経過ともにもっと広い意味で使われるようになりました。
現在では、ドメイン単位での「ウェブページの集合体」を指す言葉としても用いられるようになってきました。
この背景には、ブログサービスの拡大と格安ホームページ作成サービスの登場が関係していると考えられます。
もともとブログは、Webとlog(記録)が合わさった「Weblog(ウェブログ)」と呼ばれていたのですが、これが「ブログ」と呼ばれるようになり、次第に日記のように日々の更新ができる機能を持ったウェブサイトのことを総じて「ブログ」と呼ぶようになりました。
また、ひと昔前まではホームページというと、企業のサイトというイメージでしたが、最近では格安サービスや無料ツールの登場により、個人でも簡単に自分のサイトがつくれるようになってきたため、日々の更新機能があるサイトを「ブログ」、トップページと下層ページで構成されたサイトを「ホームページ」と呼ぶようになりました。
「ブログとホームページの違いは何なのか?」と悩む方も多いのですが、ブログもホームページもウェブページの集合体で構成されるため、どちらもウェブサイトの中の1つであり、その形式によって呼び方が違うだけなのです。
当事務所ではウェブサイトを大きく3つに分類して呼んでいます。
その日のできごとなど、日記形式でコンテンツを蓄積するサイトを「ブログ」、知識や雑学ベースでコンテンツを蓄積するサイトを「オウンドメディア」、それ以外のサイトを「ホームページ」と呼んでいます。