無料・格安サービスと独自ドメインサイトの違い
ホームページを作るにはいくつもの方法があります。
JimdoやWix.comのように無料で利用できるものから、GMOグループの「グーペ」のように月額料金で利用できる格安ホームページ作成サービス、レンタルサーバを契約して独自ドメインでつくるものなど、ホームページ作成にはさまざまな方法があります。
Noith(ノイズ)では、レンタルサーバー×独自ドメインでのサイトづくりをおすすめしています。
ここでは、無料・格安サービスでホームページを作る場合と、レンタルサーバー×独自ドメインでホームページを作る場合の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
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無料ホームページ作成サービス
無料サービスのメリット・デメリット
【メリット】
- 一切、お金がかからない
【デメリット】
- ほとんどのサービスで広告が表示される
- 使える機能にかなり制限がある
- 使える容量が少ない
無料サービスの最大のメリットはなんといってもお金がかからないことです。
無料で誰でも簡単にホームページが作れるため、個人サイトや練習用にはおすすめです。
しかし、無料であるが故にいたるところに広告が表示されてしまいます。
それも目立つ位置でジャンルも関係なく表示されるので、商用サイトには向いていません。
また、無料ということもあり、使える機能はかなり制限されていることがほとんどです。
特に、無料のホームページ作成サービスでは、PHPやデータベースの利用ができないところが多いので、サイト制作にオススメなWordPressが使えないというデメリットもあります。
代表的な無料ホームページ作成サービス
WIX(無料版)
2012年から日本での運営を開始したホームページ作成ツールです。
数百種類のテンプレートがあり、ネットショップ向けのテンプレートまであるので、無料サービスの中では比較的自由度が高いサービスといえます。
ドラッグ&ドロップの簡単な操作でページを作成していけるので、HTMLやCSSなどを知らない初心者の方でも簡単にホームページを作成することができます。
Jimdo(無料プラン)
世界で1500万以上ものサイトがこのJimdoで作られていて、日本でも100万サイト以上作られています。
ドイツ製ですが、日本語にも完全対応で、ネットショップまで作れる万能なホームページ作成ツールです。
テンプレートは全てレスポンシブデザインなのでスマートフォン対策も万全です。
また、スマホアプリもあるので、自宅だけでなく外出先でも簡単に更新ができるのも特徴です。
FC2ホームページ
FC2が運営しているホームページ作成ツールです。
商用利用も可能で、広告は表示されません。
しかし、HTMLでしか作成できないため、PHPやCGIなどが必要なシステムは導入できないので注意が必要です。
Google Sites
Googleの提供するホームページ作成ツールです。
デザインテンプレートを選びホームページ作成ができます。
Googleの提供するツールとの連携もできるのでGoogleAnalyticsなどを簡単に設置できます。
しかし、他のツールに比べると使い勝手や見た目がやや劣っています。
格安ホームページ作成サービス
格安サービスのメリット・デメリット
【メリット】
- 誰でも簡単にサイトがつくれる
【デメリット】
- 他社との差別化が難しい
- 機能追加に別料金が発生する場合がある
- 複数ジャンルが共存するのでSEOに不利
- サービス提供会社に完全依存
無料サービスと比べると、広告が表示されることもなく、機能面も充実しているので、企業サイトにも適しています。
一方でデザインがテンプレート化されているなど他社との差別化が難しかったり、機能によっては更なる追加費用が発生するなどのデメリットもあります。
また、サービス提供会社に完全に依存する形になるので、万が一、サービスが終了してしまうとサイトを作り直さなくてはいけなくなってしまいます。
代表的な格安ホームページ作成サービス
Goope(グーペ) 月額1,000円~
Goope(グーペ)はGMOグループが運用する格安ホームページ作成サービスです。
飲食店、サロン、保育園、マッサージなど、様々な業種に対応できるデザインテンプレートも充実しています。
また、スマホ最適化・常時SSL・お問い合わせフォーム・アクセス解析・ショッピングカートなど、ホームページの運用に必要な機能がひと通り揃っています。
WIX(プレミアム)
WIXのプレミアムプランでは無料版の機能に加え、独自ドメインの設定や広告非表示などの機能が追加されます。
また、帯域幅やデータ容量も増えるので、より充実したコンテンツでのサイト運用ができるようになります。
有料プランでは24時間対応のカスタマーサポートもあるので、使用方法などでわからないことがあってもいつでも気兼ねなく相談できます。
Jimdo(有料プラン)
Jimdoも無料プランの機能に加え、広告非表示や初回契約時のドメイン取得費用無料などがあります。
WIX同様に外部で取得したドメインも使えるようになり、帯域幅やデータ容量も大幅に増えます。
レンタルサーバー×独自ドメイン
レンタルサーバーのメリット・デメリット
【メリット】
- カスタマイズの自由度が高い
- 完全オリジナルで運用可能
- 他社の影響を受けにくい
【デメリット】
- HTMLやCSSをはじめ、サーバなどに関する専門知識が必要
ホームページ作成でもっともオススメなのがレンタルサーバーと独自ドメインでのサイト制作です。
HTMLやCSS、PHPなどのプログラミング言語に加え、レンタルサーバの管理や独自ドメインの設定など、さまざまな知識が必要にはなりますが、カスタマイズの自由度がもっとも高く、広告表示も一切ありません。
ホームページ制作会社に依頼した場合もほとんどがこのパターンです。
また、無料・格安サービスでは「○○○.サービス名.jp」のようにサブドメインでの運用が一般的ですが、これだと同一ドメイン下に複数のサイトが存在することになり、サイトテーマの統一性がありません。
それに対し、独自ドメインはSEO対策にも有利であることはGoogleも公言しています。
また、レンタルサーバーと独自ドメインでのサイト運用は他社に依存する度合いが低いので、万が一、レンタルサーバーがサービス終了してしまっても、サイトのコンテンツはそのまま他のサーバーに引っ越せるので、自分でサイトを閉鎖しない限り半永久的に継続できます。
制作会社に依頼すると初期コストはかかってしまいますが、自力で作ったりWordPressのテンプレートを活用すれば初期費用も抑えられるため、運用コストで考えると格安サービスよりも低コストに抑えることができます。
代表的なレンタルサーバー
エックスサーバー
エックスサーバーはエックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーです。
エックスサーバーは他のレンタルサーバーに比べるとやや高めですが、アフィリエイターを中心に人気のレンタルサーバーです。
ロリポップ
ロリポップはGMOペパボ株式会社が運営するレンタルサーバーです。
ロリポップでは用途に合わせて5つのプランがありますが、メール・チャットサポートや独自SSLは全プラン無料で利用可能です。
一昔前まではロリポップというと、遅い・不安定などの安かろう悪かろうというイメージがありましたが、数年前に行われた大幅リニューアルにより、安くて高品質なレンタルサーバーへと生まれ変わっています。
さくらのレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバーはさくらインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーです。
レンタルサーバーの中でも低コストで利用できるサーバーで費用的にも機能的にも平均的なサーバーです。