株式会社ノイズ

福岡のSEO対策会社「株式会社ノイズ」が検索上位表示のためにやっている12のこと

より多くの人にホームページへ訪問してもらうためには、検索ボリュームの多いキーワードで、検索上位に表示される必要があります。

そのためにも、しっかりとSEO対策を行う必要があるのです。

しかし、インターネット上には、莫大な量の情報が錯綜しており、中にはペナルティを受ける可能性のあるスパム行為まで有効策として謳っているサイトも存在します。

確かに、キーワードの詰め込みや隠しテキスト、トラフィックエクスチェンジ、有料リンクなどが効果的だった時代もあります。

しかし、これらの施策は、現在ではまったく意味がないばかりか、スパム行為としてペナルティを受けるリスクさえもあります。

このように、昔はよしとされていた施策でも、時代の変化とともに古くなった情報が多く出回っているので、惑わされないように注意しなければいけません。

そのためには、まず、「SEO対策とは何なのか?」について、正しく理解しておかなくてはいけません。

SEOとは何なのか?

ホームページを運用していく中で、「SEO」という言葉を頻繁に耳にすると思います。

ここでは、「SEOとは何なのか?」という事について、その内容や具体的な対策方法について紹介します。

SEOとは?

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略語です。

GoogleやYahoo!のような検索エンジン(検索サイト)で、あるキーワードで検索したときに検索結果の上位に表示されやすくするために行う施策のことをSEO対策といいます。

ホームページに訪れるユーザーのほとんどは、検索エンジンで何かしらのキーワードを検索し、その検索結果からアクセスします。

インターネットショッピングなどのECサイトをはじめ、多くのサイトではホームページのアクセス数がサイト収益にそのまま直結します。

狙ったキーワードで検索順位を上げるSEO対策は、売上を上げるためにもとても重要な施策なのです。

また、検索結果画面の表示順位はクリック率にも大きな影響を与えます。

2017年にInternet Marketing Ninjas社が公開したデータによると、検索1位に表示されているサイトの平均クリック率が21.12%であるのに対し、16位以下のサイトでは1.05~1.75%しかありません。

つまり、表示順位が上位になるほど、クリックされやすくなるので、ホームページへのアクセスも増えるのです。

検索結果の表示順位を上げるには、Googleの仕様に沿ったSEO対策を行うことが大切です。

SEO対策を行うことは、良質で価値のあるコンテンツづくりに繋がるため、結果的にホームページの価値も高まり、検索順位だけでなく収益を上げることにも繋がります。

Googleの検索エンジンの仕組み(SEOで検索順位が決まる仕組み)

SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン結果ページ(SERP)でウェブサイトの可視性を高めるプロセスです。

この目的は、特定のキーワードやフレーズで検索された際に、ウェブサイトがより高いランキングを獲得し、結果としてトラフィック(訪問者数)を増やすことにあります。

ここでは、Googleの検索エンジンを例にして、検索エンジンの仕組みについて解説します。

Googleの検索エンジンは、主に「クローリング」「インデックス作成」「ランキング」の3つの基本的なプロセスによって機能します。

クローリング(Crawling)

クローリングは、Googleがインターネット上のウェブページを発見するプロセスです。

Googleのクローラー(別名:スパイダー)は、ウェブ上を定期的に巡回して新しいページを探し、更新されたコンテンツやリンクを見つけ出します。

これらのクローラーは、既知のウェブページからリンクをたどりながら、新しいサイトやページを発見します。

インデックス作成(Indexing)

発見されたページは、Googleのインデックス(巨大なデータベース)に追加されます。

インデックス作成のプロセスでは、ページの内容が分析され、テキスト、画像、ビデオなどのコンテンツがGoogleによって解析されます。

この情報は、後で検索クエリに対する最も関連性の高い結果を提供するために使用されます。

ランキング(Ranking)

ユーザーが検索クエリを入力すると、Googleはインデックス内の情報を使用して、最も関連性が高く、信頼性があり、権威があると判断されるページを識別します。

ランキングは、200を超えるランキング要因に基づいています。これには、キーワードの適用性、ページの利便性、サイトの速度、リンクの質、ユーザー体験などが含まれます。

これらの要素に基づき、Googleはユーザーに最も適した結果を提供します。

 

Googleの検索エンジンは、複雑なアルゴリズムとプロセスによって機能しています。

これらの基本的な概念を理解し、ウェブサイトのコンテンツや構造を最適化することで、検索エンジンのランキングを改善し、より多くの訪問者を獲得することが可能です。

検索エンジンの動作原理を把握することは、効果的なSEO戦略を立てる上で不可欠です。

検索結果順位の重要な要因とは?

このセクションでは、Googleの検索結果で上位にランクされるために重要な要素を解説します。

Googleはウェブページをランク付けする際、200以上の要因を考慮しますが、ここでは特に影響力の大きい要因に焦点を当てます。

検索クエリの意図

検索クエリの意図(または検索意図)は、ユーザーが検索を行う際の目的です。

これは情報を求める(情報クエリ)、特定のウェブサイトにアクセスしようとする(ナビゲーショナルクエリ)、または何かを購入する(トランザクショナルクエリ)などがあります。

Googleはこの検索意図を理解し、それに最も適した結果を提供することを目指しています。

そのため、ウェブサイトのコンテンツを検索意図に合わせて最適化することが重要です。

コンテンツの質

Googleは、高品質で価値のあるコンテンツを重視します。

これには、オリジナルのテキスト、画像、ビデオが含まれ、ユーザーにとって有用な情報を提供していることが求められます。

具体的には、トピックに関する詳細な解説、独自の分析、ユーザーの疑問に対する明確な回答などが評価されます。

コンテンツの関連性

コンテンツの関連性は、ウェブページのコンテンツが検索クエリにどれだけ適合しているかに関係します。

Googleは、検索クエリのキーワードやフレーズがページ上でどのように使用されているかを分析し、そのページが提供する情報がユーザーのニーズにどれだけマッチしているかを評価します。

高い関連性を持つページは、検索結果で上位に表示される傾向があります。

Webサイトのユーザビリティ・ユーザー体験(UX

Googleは、ウェブサイトが提供するユーザー体験を高く評価します。

ウェブサイトのユーザビリティ(利便性)は、サイトの使いやすさ、ナビゲーションのしやすさ、ページの読み込み速度、モバイルフレンドリーなデザイン、直感的なUI設計など、ユーザー体験(UX)の全般に関わります。

良いユーザビリティを持つサイトは、訪問者が情報を簡単に見つけられ、サイト内での行動を促し、最終的には検索エンジンによってより高く評価されます。

セキュリティとプライバシー

検索エンジン最適化(SEO)において、セキュリティとプライバシーは、ウェブサイトが提供する安全性のレベルと訪問者のデータ保護を示す重要な要素です。

HTTPSの採用は、データの暗号化を通じてサイトの安全性を高め、Googleによるランキングの優遇を受けるために必要です。

プライバシーポリシーの設置はユーザー信頼の向上に寄与し、SSL証明書によるセキュアな接続の確保は、ユーザーとサイト間の情報交換を保護します。

これらの実践は直接的なランキング要因ではないものの、ユーザーの信頼とサイト評価に間接的に影響し、セキュリティ違反を防ぎながらSEOの向上に貢献します。

セキュリティとプライバシーの強化は、単に検索ランキングを改善する以上の価値を持ち、訪問者に安全で信頼できるウェブ体験を提供するために不可欠です。

参考記事:SEOとは?/SEOタイムズ

これまでのSEO・これからのSEO

これまでのSEO

これまでのSEO対策というと、「いかにキーワードを多く含むか。」と「いかに多くの被リンクを集めるか。」が重要視されていました。

Googleが膨大な数のサイトを評価し、ランキングを決定する上で、「キーワードの頻出率」や「外部リンクの数」を重要視していたからです。

しかし、Googleのアルゴリズムは日々進歩しているため、昔のような「キーワードの詰め込み」や「単なるリンクの数」だけで評価される時代はもう終わっているのです。

2012年に実装された「ペンギンアップデート」によって、自作自演の不自然なリンクではなく、ユーザーが自発的に貼ってくれるナチュラルリンクのように「リンクの質」で評価されるようになりました。

その結果、自作自演の「数だけのリンク」で外部対策をしていたサイトの多くは、Googleによるペナルティを受けてランキング圏外へ飛ばされてしまいました。

もし、現在でも数だけのリンク対策をしている場合は、ある日突然、検索圏外に飛ばされたり急激な検索順位下落が起こるかもしれません。

そうならないためにも、SEO業者を選ぶ際には、『内部対策と外部対策のどちらに重点を置いている会社なのか』という点を気にすると良いでしょう。

これからのSEO

これからのSEO対策は、ペナルティの対象となってしまうスパム行為など小手先だけの技術は一切考えずに、「どうやってナチュラルリンクを貼ってもらうか?」を突き詰めていくことが大切です。

そして、その答えは既にGoogleが示しているように、「ユーザーファースト」でコンテンツを作ることです。

ユーザーにとって価値の高い良質なコンテンツを、ユーザーが求めるかたちで提供する。

ユーザーのことを第一に考えることで、自然と結果もついてきます。

ホームページを訪れたユーザーが満足するコンテンツを提供できれば、自然とSNSなどでも拡散され、多くのアクセスを集めることに繋がります。

そして、アクセスがたくさん集まると、その分、自然な形でリンクを貼ってもらえるチャンスも増えるのです。

一番の近道は、Googleの意図を読み解くこと

日本におけるSEO対策はGoogle対策ですので、Googleの意図を読み解くことが一番の近道となります。

では、改めてGoogleの意図を考えてみましょう。

Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

Googleについて

Googleは、「多くの人に役立つコンテンツ」が上位表示されるようにアルゴリズムを構築しているのです。

これは言い換えると、「誰の役にも立たない価値のないコンテンツ」は、Googleの検索結果に表示されなくても良いということにもなるのです。

Googleのビジネスモデルを考えると、より理解しやすいかもしれません。

Google検索には、自然検索枠の他に「Google広告(旧:AdWords)」というリスティング広告枠も表示されます。

このリスティング広告枠は、商品・サービスのプロモーションのためにGoogleが提供している広告スペースです。

広告主が設定したキーワードが検索されたときに広告を配信し、その広告がクリックされると企業からGoogleに広告費が支払われる仕組みとなっています。

つまり、Google検索の利用ユーザーが増えれば、広告のクリック数も増えてGoogleの収益も増えるのです。

さらに、広告の費用対効果が良ければ広告を出す企業も増えてきます。

広告を出稿する企業が増えると、広告スペースの価値が高まって、Googleの収益がさらに上がっていくのです。

つまり、Googleとしては、より多くの収益を得るためにも、より多くの人にGoogle検索を利用して欲しいのです。

たくさんの人にGoogle検索を使ってもらうためにも、使いやすくて便利な検索エンジンでなくてはいけません。

Googleは、たくさん存在するウェブサイトの中から、ユーザーの求める情報を瞬時に表示させることで、ユーザー満足度を高めているのです。

そう考えてみると、貴社にも同じことが言えるのではないでしょうか。

自社の商品やサービスを成約してほしい。そのためには、役立つ情報を提供して多くの人にアクセスしてほしい。

ユーザー視点で考えてみると、Googleのいう「良質なコンテンツ」はそれほど難しいものではないでしょう。

価値のある良質なコンテンツを提供するには

これからのSEO対策は「ユーザーが満足する良質なコンテンツ」がとても重要です。

そして、価値のある良質なコンテンツを提供できれば、競合他社を上回る集客効果を得ることができます。

そのためには、次のことが必要になってきます。

  • ユーザーが満足する良質なコンテンツとは何か?を知る
  • ユーザーが求める形でコンテンツを提供する
  • 検索エンジンに情報を正しく伝える

これらの事が重要となってきます。

ユーザーが満足する良質なコンテンツとは何か?を知る

キーワードの需要を調べる

ユーザーが満足する良質なコンテンツづくりは、まず、キーワードの需要を知ることから始まります。

キーワードについて調べることで、「どんな情報が求められているか」が明らかになり、それをコンテンツに落とし込むことでSEO効果を存分に発揮することができます。

まずは、自分のホームページやブログと関連性のありそうなキーワードを手当たり次第に抽出します。

抽出するキーワードは、サジェスト機能や検索予測機能、関連キーワード検索ツールなどを使って、できるだけ多く抽出しましょう。

ラッコキーワード(旧:関連キーワードツール(仮名・β版))

UBERSUGGESTは、Googleのオートコンプリート(検索予測機能)からキーワードを一括取得するキーワードアドバイスツールです。

⇒ 無料のキーワードリサーチ【ラッコキーワード】

UBERSUGGEST

UBERSUGGESTは、Googleのオートコンプリート(検索予測機能)からキーワードを一括取得するキーワードアドバイスツールです。

⇒ キーワードアドバイスツール【UBERSUGGEST】

キーワードの抽出が終わったら、次は、Google広告の「キーワードプランナー」で、そのキーワードの月間検索ボリューム(1ヶ月あたりの検索量)を調べます。

そして、Excelにキーワードと検索ボリュームを書き込んでいきます。

そのキーワードで書かれている記事を調べる

次に抽出したキーワードを実際にGoogleで検索します。

ここではGoogle検索はてなブックマークTwitterなどを活用して調べます。

そして、実際にサイトを訪問して、最もSNSでシェアされているページ上位3つをExcelに記録していきます。

ここでは、記事タイトル、URL、いいね・ツイート・はてなブックマークの数をそれぞれ記録していきます。

ご想像の通りかなり面倒な作業ですが、これをやることでそれぞれの検索キーワードでどんな情報が求められているか分かるようになってきます。

そして、既出のコンテンツを上回る情報でユーザーを満足させる記事がつくれると、より多くのSNSシェアとナチュラルリンクを得ることができ、検索エンジンでも上位表示に繋がります。

お宝キーワードの選定

かなりの時間がかかったかもしれませんが、ここまで来ると貴社のホームページに関連するキーワードと、それぞれのキーワード毎にユーザーから評価されている記事、また、それらの記事がSNSでどのくらいシェアされているか把握できます。

そして、これらのキーワードは以下の3つに分類することができます。

  • SNSで大きくシェアされているキーワード
  • SNSでそこそこシェアされているキーワード
  • SNSでまったくシェアされていないキーワード

この3つの中で、「SNSで大きくシェアされているキーワード」こそがお宝キーワードです。

これらのキーワードを使って、既出のコンテンツを上回る良質な記事を書いてSNSで紹介したら、高確率で多くのシェアを集め簡単にアクセスを集めることができます。

そして、多くのアクセスが得られるということは、それだけナチュラルなリンクを得る率も高くなります。

お宝まではいかない、そこそこキーワード

お宝キーワードが山ほどあれば特に問題ありませんが、お宝キーワードはそれほど多くありません。

そんな時は、お宝キーワードまではいかずとも、ある程度シェアされている「そこそこキーワード」を使います。

脇役キーワード

最後は、SNSであまりシェアされていない「脇役キーワード」です。

このキーワードでコンテンツを作成しても、SNSでシェアされることはほとんどありません。

そのため、率先してこのキーワードで記事を書くことはおすすめしませんが、記事の見出しなどで使うと他のキーワードで効果的に対策できることもあります。

ユーザーが求める形でコンテンツを提供する

キーワードの選定が終わったら、次は実際にコンテンツづくりに取り掛かります。

価値のある良質なコンテンツをつくる上で欠かせないのは、そのキーワードを検索するユーザーの気持ちになって、「どんな情報を求めているか」を想像することです。

例えば、WordPressに関するキーワードの場合、「WordPress カスタマイズ」と「WordPress プラグイン」では、ユーザーの求めている情報が違います。

例えば、前者の「WordPress カスタマイズ」で検索するユーザーは、自分でテーマを編集してデザインや機能面で差別化をはかりたい人が多いので、より具体的なカスタマイズ方法やトラブルシューティングなどの情報を詳しく解説した記事の方が喜ばれるでしょう。

一方、後者の「WordPress プラグイン」で検索する場合は、自分ではカスタマイズできない方が検索することが多いので、カスタマイズ方法を説明するよりもケース別おすすめプラグインの紹介や、そのプラグインでできること、エラー・不具合に関する対処方法などを解説した記事の方が喜ばれるでしょう。

  • なぜ、そのキーワードで検索しているのか?
  • そのキーワードを検索する人はどういう人か?

ということを意識しながら構成を考えていくと作業をスムーズに進められます。

コンテンツタイプを決める

ユーザーが「何を求めて検索しているのか」が想像できれば、どんなコンテンツが喜んでもらえるかも見えてきます。

コンテンツの種類はいくつかありますが、中でも反応が得やすいのは以下のようなコンテンツです。

  • HOW TO系
  • Case Study系
  • ニュース系
  • 共感系
  • まとめ系
  • 比較系
HOW TO系

ある事象に関する作業方法や手順などを解説するコンテンツです。

単に手順を解説するだけでなく、その手順のコツや注意するべきことなど、ワンポイントアドバイスが書かれているとSNSでも拡散されやすい傾向にあります。

WordPressを例にすると、独自機能のカスタマイズ方法を解説しながら、躓きやすいポイントや実際に苦戦したことなどを添えてあげると独自性も兼ね備えたコンテンツを作れます。

Case Study系

実際の問題を例に、「この場合はこれ」、「こっちの場合はこう」という感じで、パターンごとの解決法を紹介するコンテンツです。

コンサル系のホームページやブログに多く、どういう解決策があるか、どんな結果になったか、というノウハウがわかりやすくまとめられています。

WordPressを例にすると、独自機能を導入する際に、「自分でカスタマイズした方が良いのか」、「プラグインを使った方がいいのか」、「プラグインを使うならどのプラグインが良いのか」といったことをコンテンツにしていきます。

ニュース系

最近のニュースや新しい製品情報など、トレンドや時事ネタを扱ったコンテンツです。

ニュース系の記事は情報の鮮度がとても重要です。

まだ世の中に出回っていない誰も知らない情報をいち早く掲載できれば、一気に拡散されて驚くほどのアクセスを集めることも可能です。

政治や事件などのお堅いジャンルより芸能やエンタメ、スポーツなどの楽しめるジャンルの方が拡散されやすい傾向にあります。

共感系

政治や事件などのニュースや最近注目されていることに対して、自分の考えや意見をコンテンツにしたものです。

世間的にも注目度の高い話題に対して、自分なりの考えや意見を述べることで、自分の考えや価値観に近い人からのいいねやシェアが期待できます。

ちなみに、このタイプの記事は拡散もされやすいですが、テーマや発信内容によっては炎上してしまうこともあるので、共感系コンテンツの扱いには注意しましょう。

まとめ系

ここ最近でよく目にするようになってきた「おすすめ◯選」「〜のまとめ」のようなコンテンツです。

今はサービス終了となってしまいましたが、「NEVERまとめ」などのキュレーションサイト全盛期はまとめ系コンテンツが主流でした。

「福岡でSEO対策に強いホームページ制作会社10選」などがこれにあたります。

比較系記事

たとえば、「人気レンタルサーバー比較」や「おすすめ化粧品ランキング」のような比較や検証系のコンテンツです。

同じような商品やサービスがたくさんあって、どれを選んべば良いのか迷っている人の参考にもなるので、商品購入の後押しができるコンテンツです。

既に商品・サービスを認知していて、検討段階のユーザーにアプローチしやすいため、アフィリエイト案件との相性がバツグンなので、アフィリエイターに人気のコンテンツタイプです。

しかし、選ぶべきものが明確になっていて、かつ、その根拠が納得できるものでなくてはいけません。

 

コンテンツタイプは細かく分ければもっとたくさんの種類がありますが、ここでは割愛させて頂きます。

検索エンジンに情報を正しく伝える

ここまでの工程で、ユーザーファーストで価値の高い良質なコンテンツは作れるようになっているかともいます。

しかし、どんなに良質で価値のあるコンテンツでも、それを正しく伝えられなければGoogleの検索結果に表示されることはありません。

せっかく一生懸命書いた記事が、検索エンジンに適切な評価をしてもらうことが大切です。

検索結果にコンテンツの情報を正しく伝えるためにおこなう施策を「内部対策」といいます。

この内部対策を意識したコンテンツづくりをすることで、検索順位が上がり自然検索からの集客数が大きく変わってきます。

SEO対策で上位表示のためにやっている12のこと

これからSEO内部対策の一例をご紹介しますが、ここで紹介する施策はすべて実施することをおすすめします。

記事タイトルには必ずSEO対策キーワードを入れる

Googleアルゴリズムにおいてページのタイトルはとても重要な要素として扱われています。

タグタイトルタグ(<title></title>)の中には、上位表示を狙いたい対策キーワードを必ず入れましょう。

タイトルの文字数は32文字以内にまとめ、対策キーワードはなるべく前方に入れるようにします。

見出しタグ(H1,H2,H3,H4)を適切に使う

Googleのアルゴリズムは、見出しタグも重要な情報として認識しているので、記事中の見出しタグを適切に使うことで、貴サイトの記事が「何のことを書いていて、どこが重要なのか」を検索エンジンが判断しやすくなります。

本文中の記事タイトルにはH1タグ(<h1></h1>)を、大見出しにはH2(<h2></h2>)を、中見出しにはH3(<h3></h3>)、小見出しにはH4(<h4></h4>)を使うなど、それぞれ適切な見出しタグを設定します。

見出しタグはH1~H6まであり、階層が深くなるにつれて数字が大きくなっていきます。

この階層も重要な要素となっており、H2タグの次にいきなりH4タグが来ることはありません。

また、見出しタグは「1ページに何個まで」というような制限はありませんが、H1タグだけは基本的に1ページに1つが望ましいとされているので、本文中のページタイトルに使うことが多いです。

また、各見出しタグの中にもSEO対策で上位表示を狙いたいキーワードを含めるとより効果的です。

とはいえ、すべての見出しタグに対策キーワードを無理やり詰め込むのではなく、自然な文章構成になる場合のみ対策キーワードを入れるようにしよう。

対策キーワードとの関係性が高いキーワード(共起語)を使用することでより高い効果が期待できます。

本文中のキーワード出現率を確認する

記事の本文中に対策キーワードが全く使われていないと検索結果にはヒットしないため、対策キーワードは積極的に盛り込んだ方が良いのですが、過度に詰め込んでしまうと、日本語として不自然な文章になったり読みにくい文章になったりと逆効果になるので、記事全体のキーワード比率が3%前後に収まるように意識しましょう。

常時SSL化で暗号化通信

SSLとは、インターネット上でデータを送受信する際に、暗号化してデータを送受信する仕組みの1つです。

パスワードやクレジットカード番号などの個人情報を取り扱うウェブサイトで、これらの情報が盗用されることを防止する目的で使用されます。

常時SSL化とは、一部のページだけを暗号化するのではなく、ウェブサイト全体を暗号化することを言います。

常時SSL化はここ数年でとても重要度が高くなった項目だと考えています。

4~5年前までは、お問い合わせページやログインページ、クレジットカード決済関連ページなど、パスワードや個人情報等を入力する一部のページでしか導入されていませんでしたが、今ではSSL非対応のページはブラウザで表示できなくなるなどの大きなデメリットがあるので、常時SSL化はサイト運営において必須といえます。

meta descriptionで説明文の設定

meta descriptionとは、検索結果画面にページタイトルと共に表示される説明文のことです。

<head></head>の中にあるmetaタグの

<meta name=”description” content=”~~~”>

を記述して設定します。

ここの文章が違うだけでもアクセス数に差が出てくるため、ページの内容を端的に表しつつ、思わずクリックしたくなるような説明文を考えましょう。

しかし、文章が長すぎると検索結果画面にすべて表示されずに「…」と省略されてしまうので、文字数は120~130文字を目安に設定しましょう。

また、meta descriptionの中でも対策キーワードは前方で使うようにしましょう。

meta canonicalでURL正規化

meta canonical(メタ カノニカル)は重複コンテンツ防止のためにも設定しましょう。

<head></head>の中に

<meta name=”canonical” href=”[ページのURL]”>

を記述して設定します。[ページのURL]のところは該当するページURLに置き換えます。

せっかく良質なコンテンツが作成できても、URLの統一(wwwの有無やindexの有無)ができていない場合は、それぞれのページが別ページとして認識されてしまいます。

例えば、

http:noith.co.jp
https:noith.co.jp
http:www.noith.co.jp
https:www.noith.co.jp
http:noith.co.jp/index.HTML
https:noith.co.jp/index.HTML

これらのURLにそれぞれアクセスできる場合、表示される内容は同じですが、それぞれが別のコンテンツとして認識されてしまうため、独自コンテンツをつくったつもりでも、サイト内でコピーコンテンツと判断されてしまい、評価が低くなってしまう可能性があります。

canonicalの他にも、重複コンテンツを防ぐ方法として、Google Search Console(サーチコンソール)でURLの統一を行う方法や、.htaccessに記述して行う方法がありますが、念のため設定はしておきましょう。

内容と関連する意味のあるURLを設定する

Googleは意味のない数字や記号が羅列された動的な長いURLを好みません。

URLを設定するときは、ページ内容と関連のある単語などを使い、短くて分かりやすいシンプルなURLをつけましょう。

また、URLを設定するときはなるべく英数字を使ったアルファベット表記で設定しましょう。

パンくずリストの設置

現在のページがどの階層にあるのかを分かりやすくするために設置されたリスト型のリンクのことをパンくずリストと言います。

ページの上部もしくは下部に設置されていることが多いです。

パンくずリストがあることでクローラーの回遊率が上がるため、Googleがサイトの内容を認識しやすくなります。

また、実際のユーザーの回遊率も上がるため、パンくずリストは必ず設置することをおすすめします。

サイトマップを登録する

意外と登録されていないサイトが多いのですが、ホームページの更新状況をGoogleに伝えるためにもサイトマップの登録をおすすめします。

サイトマップを登録しておくことで、ページの追加・更新をするたびにクローラーが再訪問しやすくなるため、クローラーの再訪頻度が上がり、より新しい情報をより正確にGoogleに認識してもらいやすくなります。

Google Search Console(サーチコンソール)の左メニュー「サイトマップ」をクリックし、「新しいサイトマップの追加」のところにサイトマップのURLを入力・送信して登録できます。

WordPressサイトの場合は、記事の更新があると自動でサイトマップを再送信してくれるプラグインなどもあるので、インストールしておくと便利です。

Googleマイビジネスに登録する

Googleのアルゴリズムでは、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の3つの概念(E-A-T)を重要視しています。

そして、GoogleマイビジネスはGoogleが管理しているビジネス情報であり、ビジネス情報のオーナー権を得るにはGoogleによる審査があるため、マイビジネスに登録されていてオーナーがいるということは、Googleの審査に通ったという事になるのです。

SNSアカウントなども専門性・権威性・信頼性の担保に有効ですが、そのアカウントが本物かどうかはGoogleでは判断できません。

そう考えると、「自社で審査・管理している情報をもとに判断しているのではないか」という推測のもと、マイビジネスの登録を推奨しています。

また、名称(Name)、所在地(Address)、電話番号(Phone)の3点からなるNAP情報が重要とされているため、Googleマイビジネスやホームページなどで記載する情報はすべて統一しておきましょう。

100サイト以上からのナチュラルリンク

ペナルティの対象になるスパム行為とも言われる被リンク対策ですが、今でもまだまだ有効です。

これは「Googleが掲げる10の事実」の「ウェブ上の民主主義は機能します。」からもわかるように、質の高いナチュラルリンクであれば評価の対象となるのです。

完全に被リンクのみに頼りきっているようなSEO業者の場合は、いつサイトがペナルティを受けるかわからないというリスクが生じますが、内部施策に重点を置いているからこそ、被リンク対策が有効になってきます。

Googleにインデックス登録を申請する

Googleがサイト(ページ)の存在を認識している状態をインデックスといいます。

Googleのクローラーがウェブページを巡回し、それをデータベース化しているから検索結果として表示できるのですが、どんなに良質で価値のあるコンテンツを作っていたとしても、Googleにインデックスされていない状態では、検索結果に表示さることはありません。

しかし、意外と多くの方が見落としがちなポイントですので、注意が必要です。

対策したいページがGoogleにインデックスされているかどうか調べるには、Google検索で

site:○○○○

と検索すると分かります。[○○○○]のところは該当ページのURLに置き換えます。

インデックス登録は、Google Search Console(サーチコンソール)の「URL検査」から申請できます。

サイト公開後に必ず導入するべきツール

もう既に導入しているかもしれませんが、サイト運営をはじめて集客力アップのためにSEO対策にも力を入れていこうと考えているのであれば、必ず導入しておきたいツールをご紹介します。

Google Search Console(サーチコンソール)

Googleの検索エンジンにホームページを登録するためのツールです。

Google Search Consoleでは登録したホームページがどのような検索キーワードでサイトに訪問されたか、どのサイトから被リンクを受けているかなど、様々な情報を確認することができます。

⇒ Google Search Console(サーチコンソール)

Google Analytics(アナリティクス)

Googleアナリティクスは、Googleが提供するアクセス解析を行うための無料ツールです。

ウェブサイトの滞在時間・直帰率・離脱率・新規リピーターの割合、アクセス数はもちろん、どのキーワードからの流入が多いのか、またどのページへの流入が多いか、などあらゆるサイト状況が確認できます。

⇒ Google Analytics(アナリティクス)

順位計測ツール(※SEO対策キーワードが決まったら)

検索順位を管理しながら、毎日順位状況を確認することが大切です。

自分がよく使う端末やブラウザでは、検索履歴などから最適化された検索結果が表示されてしまうため、正確な検索順位を測定できません。

そのためにも、順位が計測できるSEOツールがあると、正確な順位を調べることができるので便利です。

無料で有名な計測ツールには、「SERPOSCOPE」「GRC」などがあります。

Googleが推奨するSEO対策

Googleはウェブマスター向け公式ブログヘルプフォーラムSearch Console ヘルプなどで、Googleが推奨するSEO対策を紹介してます。

はじめにもお話しましたが、Googleが好むコンテンツをつくれば自然と上位表示され、反することをすれば、ペナルティを課せられてしまいます。

そのため、Googleが推奨しているSEO対策を実施しながら、サイトを最適化しましょう。

また、ホームページ制作を始めたばかりという方や、これから始めようと思っている方は、「Google検索エンジンスターターガイド」を活用してみても良いでしょう。

このガイドでは、SEOの基礎・サイト構造の改善・コンテンツの最適化・クローラーへの対処・モバイルSEO・プロモーションと分析などをアドバイスしています。

まとめ

SEO対策で検索エンジンを攻略するための唯一の方法は、ユーザーが喜び、満足するコンテンツを生み出し続けることにあります。

そして、ソーシャルメディアでコンテンツを広めて、ナチュラルな被リンクを獲得することで、より高い効果をだすことができます。

これからは、ますます自作自演の被リンクは厳しいペナルティを受けるようになるので、今までにそのようなSEO対策しかやっていなかったのでしたら、今すぐに取り組み方を変えることを強くおすすめします。

SEO対策にはどうしても時間と労力がかかってしまいます。

キーワードによっても上位表示させやすいモノと難しいものがあり、必ず上位表示されるという保証があるわけでもないので、なかなか取りかかるまでに気が進まないという方が多いところであります。

しかし、SEO対策を正しくおこなっているサイトとそうでないサイトでは、集客量や収益にも大きな差が出てくるといっても過言ではありません。

ご自身のサイトをお持ちであれば必ずSEO対策はとり入れておきたいものです。

しかし、「何をしたらいいのかわからない」「わかってはいるけどめんどくさい」というのもあるかと思います。

そんな方は是非、一度、私たちにご相談ください。

SEO対策(完全成果報酬型プラン)で収益アップ

著者情報

代表取締役
高倉 圭佑
福岡市を拠点にホームページ制作やSEO対策、リスティング広告運用代行、WordPressカスタマイズなどをおこなう株式会社ノイズの代表取締役。

『クライアント企業の利益を最大限に追求する』という使命のもと、中小企業様や個人事業主様のWEB集客をお手伝いさせていただいております。

小規模事業者でも、限られた資源(資金・人材)を効率よく活用することで、大企業にも負けず、企業利益に貢献するWEBマーケティング施策をご提案いたします。